MASC設立の思いと理念
一般社団法人MASCは、岡山県倉敷市水島地区での航空・宇宙分野の先端技術活用による産業集積を実現して、地域に新たな仕事を創出し、地域社会に貢献することを目的とする未来価値創造団体です。
倉敷市水島地区の航空産業の歴史、産業振興による地域活性の歴史を築いてきた先達への深い理解と思いを共有する様々な人々、組織、世代が一体となって、自らの仕事とくらしを豊かにし、夢を伝えたい、社会に貢献したいとの熱い思いで日々活動しています。
その一つが航空宇宙ビジネスフォーラムの定期開催です。
航空宇宙産業に関連する新技術や新産業の取り組みについて、講演、展示、参加者交流等の形をとりながら、地域内外の関係者間の連携を深め、地元の倉敷市及び高梁川流域でさらなる創業や新事業の創出・発展を目指すものです。
1941年から1945年まで航空機製造業を営んでいたこともある倉敷で発足したMASCは、航空宇宙産業とそれに関連する新産業が、地域の製造業や技術系企業に次世代の仕事の機会を与えることができると考えています。
直近の取り組みとして、空の移動革命を推進すべく『弁天プロジェクト』と総称する活動計画を、目的別に設置された研究部会で具体的に遂行しており、先ずは空飛ぶクルマサービス事業の実現に向けた様々な準備、ドローンの様々な利活用、応用サービス事業の実証研究と実サービスの提供を行なってまいります。
2025年の大阪関西万国博覧会に参画し我々の目指す航空・宇宙産業による地域活性の姿を世界に発信していくことを計画しています。
MASCの大きな役割は、こうした活動に参画いただく会員の活動を支援し、加速することにあります。計画遂行に必要な会員相互の知見と経験の集約、広く外に向けた情報発信(PR)やイベント実行支援、多彩な人脈の紹介、資金面の支援等を積極的に行なってまいります。
空にある未来の仕事を倉敷に実現し、地域社会と世界が豊かになることに貢献することがMASCの願いです。